自転車旅に出る時の宿泊は、
だいたい旅人宿や個人経営の旅館や民宿を利用します。
北海道の地方はだいぶ過疎が進み、
鉄道などの公共交通が廃止されてしまった市町村が多いですね。
そんな鉄道と駅がなくなってしまった市町村にも、
探せば旅館や民宿がまだ営業していたりします。
それがかつての駅前旅館だったりすると、
そこに泊まるための自転車旅を計画したこともありました。
旅館にはその土地独特の味わいを感じることができる雰囲気があり、
たった一泊しかしていないのに強い思い出が残ったりします。
下川町にも老舗の「牧村旅館」さんがありましたが、
残念ながら2年ほど前に閉館。
まだ建物は残っており、何か地域に役立つことに利用できないかと動きもありましたが、
どうもうまくいかなかったようです。
新しい施設を建てるのもいいのですが、
もっと歴史のある貴重な建物を活用することも大事なのではないかと思います。